ミツバチは危ないけれど・・・

NHKのクローズアップ現代(2013年9月12日(木)放送)で、10年ほど前から世界中で見られるようになったミツバチの大量死問題が取り上げられた。
その原因ではないかと疑われているネオニコチノイド系新型農薬の内3種の農薬がEUでは使用禁止になったという。

このネオニコチノイド系農薬は、ゴキブリなどの殺虫剤、そして犬・猫の、蚤、ダニの駆除剤として、ごく当たり前のように使用されている。
しばらく前、私はこのことに警鐘を鳴らし、アロマの虫除けスプレーの販売に踏み切り現在も販売している。

種からネオニコチノイド系農薬で処理したトウモロコシなどは、その実を食べた害虫が死んでしまうというのだが、犬にも猫にも肌に吸い込ませることで、その血をすった蚤、ダニが死んでしまう。
ものすごい効果だが、農薬付けになった犬、猫の健康には害がないのだろうか。
そんな筈はない。
人の肌には触れないようにとの注意書きがあるほどなのだが、人には危なくても犬、猫には問題ないという理屈も全く理解できない。

もの言えば 唇寒し 秋の風  (芭蕉)

余計なことは言わないほうが良いとは分かっているのだが、怒りをモチベーションとして逆流に飛び込んで十五年。
その怒りは、いや増すばかりとなってきている。

 
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