2020/10/24

豊かな自然に囲まれて

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埼玉の、周り中を田んぼや畑にかこまれた、いわばポツンと一軒家に住むことになって、間もなく2ヶ月になる。
360度開けた空を眺めていると、宇宙であるとか地球という、とてつもなく広大な空間を直感し、己が塵芥のような存在であることに気付かされることになった。

眼から鱗が落ちるかのような出来事もあって、そんな事どもを、書きとめておくことにした。

この環境で怖れていた一つには、蚊や虫が多いに違いないと思っていたことだ。
防虫グッズなども一通り揃えて、疎開に行くような準備を整え引っ越してきたのだが、何と、これまで一度も蚊が現れたことが無い。

世田谷に40年住んで、家のみならず仕事場でも蚊に悩まされ続けていて、このたびは決死の覚悟でやってきたにも拘らず、蚊がいない。
この辺りは沼が多く、子供の頃は魚釣りに格好な遊び場だった。ムジナモで知られる湿原もあり、沼地をも取り込んだ水郷公園という広大な素晴らしい公園もある。

蚊のいない理由について、あれこれ考えたあげく、一つの仮説に行き着いた。
それは、蚊の元になるボウフラがいないからだ。あくまでも私のあてずっぽうなのだが・・・・

つまり、沼や用水にも魚やカエル等多くの水中動物が生息し、ボウフラも食べ尽くされてしまうのだろう。また、その水中動物も、家の前を飛び交う白鷺の群れに、また食べられてしまうのだ。夜にはコウモリがまた様々な虫たちを狙って飛んでいる。
目の前で食物連鎖が展開されている。

広大な空と土地。都会では感じることのできない感覚にとらわれる日々は、むしろ落ち着くどころか、高揚感すら覚えている。

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