愛犬家の獣医さん

 北海道の札幌に、苗穂動物クリニックという動物病院があります。その院長さんの山中先生から先日、美瑛で開催された犬ぞり大会で優勝したとのメールが入りました。

 山中先生は獣医さんのお仕事の傍ら、いや、もしかすると 8頭の犬たちを飼育し犬ぞりを楽しんでおられるとのことですから、犬ぞりの傍ら獣医さんをやっているのか、その辺のところは定かでありませんが、昨年来、私どものフードとサプリメントを与えてみたいということでRaw Foodに切り替えられたのです。

 おかげで優勝しましたとおっしゃっていただきましたが、それは多分にお世辞だとしても、新年の HPのトップページに犬ぞりの写真を掲載したこともあって、新年早々のこのニュースは私どもにとって何よりの朗報で、思わずスタッフ一同万歳三唱してしまいました。
ショードッグ、フリスビードッグ、そして犬ぞりの犬たちが、私どものフード、そしてサプリメントを用いたことで、その結果好成績を挙げられることは私どもにとって仕事冥利に尽きると言うものです。

 私如き者が言うべき事ではないのかも知れませんが、永年、多数の犬や猫たちをただ事でなく飼育してきた体験を持つ立場として敢えて言うならば、山中先生のように、獣医さんであり、なお犬飼いでもある方はなかなかいるものではないと思うのです。
誤解を恐れず言うならば、生涯犬も猫も飼ったことのない獣医さんも少なからずいらっしゃるに違いないと思っています。
そうであっても獣医さんとしての資格云々というつもりはありません。犬嫌いであってもとても腕のいい獣医さんがいらっしゃるかも知れません。人間嫌いの医者というのもあり得ない話ではないでしょう。

 犬ぞりを極めることを目的として犬たちを飼育するということは、あらゆる面で犬というものを知り尽くし、その犬たちと飼い主との強固な絆が構築されなければ、とても為しうることではないと思います。
植村直己が犬ぞりで北極点を目指した冒険の手記を読んでみると、犬というものの習性、個々の性格、能力など、犬たちのあらゆる面を十分に把握しなければ、とても自由にそりが操れるものではないことが良くわかります(因みにこの本では、犬ぞりの犬たちの食餌のことも書かれていて参考になります)。

 そういう意味で、苗穂動物クリニックの山中先生は、真に犬たちのことが分かっている獣医さんとして稀有な存在なのではないかと思うのです。

 山中先生のような獣医さんがいらっしゃることは、札幌近隣で犬や猫たちを飼育されている方はラッキーです。

 そして山中先生をはじめ、これまで様々な分野においてプロの飼育者の皆様方に、私どものフードやサプリメントの効用が認知されてきたことは、犬や猫たちの生涯の健康への願いが少なからず叶ったということで、私どもにとりましてはこれからも一層商品の充実を図っていくべき励みとなっているのです。

 
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