犬や猫たちは仮想の存在ではない

3月に入ったら、このブログも新しいデザインで、ブログらしいものにしようと思っていたのだが、それより先にショッピングカートの復旧を急いでいたので、未だ旧来のままで更新することになってしまった。
そのショッピングカートも、丸々1か月間使えなくなっていたものが昨日ようやく復旧した。本当に皆様に大変なご迷惑をお掛けしてしまってお詫びのしようもないのだが、これからまた懸命に仕事を続けることでお許し願いたいと思っている。

このところ、新たなプロジェクトを立ち上げようと、何人かのその道のスペシャリストに会って侃々諤々の議論を重ねている。そうすることで初めイメージしていたものと方向性は変わらなくても、完成するであろう形が変わってくる。
今の段階はマグマ状態で、プロジェクトが固まりきらないのだが、革新的な意義深い事業として作り上げる際にはこのような経緯を踏まざるを得ないことは毎度の体験なので、めげることなく何としても完成させたい気持ちには揺るぎがない。

そのような過程で一つ気が付いたことがある。
それは、このネット社会が全盛の時代にあって、犬や猫たち、そして、その飼い主様である人間を仕事の対象にしている、ということは、ネット社会の真反対に位置する仕事だということだ。
生命と直接触れ合う仕事は、現実そのもので仮想空間ではあり得ない。以前、某電機メーカーが販売していた「アイボ」というロボット犬には人間が感情を移入することが出来ないと私は思っている。「たまごっち」というゲームも大ブームを起こしたが今ではそれほど騒がれてはいないのではないか。
仮想コインとか、様々なゲームに対し批判をするのではないが、犬や猫たちと暮らすことから得られる人間的な感情の発現は仮想空間からは起こらないのではないかと考える。

このプロジェクトでは、そこに同意する人たちを「この指とまれ」方式で少しづつ集めていきたいと思っている。

 
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