#50 クッピー

クッピー / ノルウェージャン・フォレストキャット
クッピー / ノルウェージャン・フォレストキャット
2006年10月13日生まれ(男の子)
主な食餌:DOMフレッシュ・カスタムフード・ダイスカット 
迎え入れてから、軟便がつづき、目やにも多く、気性も荒く、先住猫とケンカが耐えませんでした。環境面の見直しをしても良くなりません。
病院へ連れて行くと、「食物アレルギー」と診断されました。
薬を飲みながら、病院から勧められた療法食のキャットフード、民間療法(オカラを与えるなど)も試しましたがどれも良くなりませんでした。

病院からは、「腸を短くして食物の通る間隔を短くするのが最後の方法です。」と言われてしまい、手作り食へ切り替えました。
病院から指示されたとおり茹でた豚肉、キャベツ、オカラを混ぜたものを与え、これで問題は解決と思われましたが、歯にたくさん歯垢がついてしまい、歯をみがくジェル状の物を買ったお店で、茹でた肉では歯垢がつきやすいし、酵素がとれない。内蔵や血管なども食べないとバランスが悪いので、それらが混ざっている生食に切り替えてみては? と提案されました。
そして最後の方法として生食に切り替えてみました。

生食は、衛生面、栄養バランスが悪いという点から敬遠している方がたくさんいて、私自身も生食に踏み切れずにいました。
今では切り替えたことで、猫がイキイキと元気に過ごしている姿をみて良かったと思っています。
目の輝きも増し、毛つやもとても良いです。
クッピーは、猫というより犬のように人間とのコミュニケーションがとりやすいです。温厚、デリケート、賢い。ペットというよりは、幼い子供のようです。
クッピー / ノルウェージャン・フォレストキャット

クッピー / ノルウェージャン・フォレストキャット
猫は犬に比べて、より肉食性が強い動物といわれております。
また、以前イギリスでは猫の眼病が多発し、その原因がタウリンという栄養成分が不足していることが分かりました。タウリンは人間では体内で合成される成分ですが、ネコ目のような肉食動物(犬や猫など)はタウリンを作り出す酵素を持っておりません。本来の食べ物である生肉にはタウリンが十分に含まれているため、肉食動物にとって生肉食が最も適正な食餌であることは、このことを例にとっても明らかなのです。(市販のペットフードや人間の健康ドリンクや目薬に入っているタウリンは化学合成品です。)
ノルウェージャン・フォレストキャットという 珍しい巨大な猫を飼育しているNさんには、ぜひ健康で長寿を目差した飼育をこれからも続けて欲しいと願っております。
 
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