100CLUBの今日この頃

外で初めての人に会ったとき「お仕事は何をなさっているのです?」と聞かれるほど辛いことはない。
ペット関係です、とか馬肉屋ですとか、何か良く分からないことをもモグモグしながら答えたりする。

どうして苦手なのかというと、このペット業界に位置していることに対する嫌悪感にあるのだと思う。要するにこの業界が嫌いなのだ。
したがって、100CLUBは何とか業界から離れたところで孤立しているように見えるように常に意識している。無論、宣伝など一度もしたことは無く、以前は馬肉を珍しがったペット関連の雑誌社からの取材が多くあったりもしたのだが、幸いなことに最近ではそういう依頼もまったく無い。
唯一、このホームページでトボトボと情報を発信しているに過ぎない。

今度、新たにショップを移転したのだが、未だに看板すら掲げていないので、今までのショップに来ていたお客様も、近くまで来ると電話がかかって来て、そこまで迎えにいってショップご案内することを繰り返している。
このままでいいのだろうかと思うこともあるのだが、一度くれば分かるから看板なんか要らないよ、とそう言ってくれるので、お言葉に甘えてしばらくはこのままでいいだろうと思っている。

ホームページ上でも、秋田産の馬肉が超品薄で、オンラインショップから商品をはずしたままになっている始末なのだが、それもどうすることも出来ないので、時折入荷するアイテムを、どうしても秋田産馬肉でなければというお客様に細々と販売している状況なのだ。

このような現状ではありながら「百魚」シリーズは順調に利用者が増えつつあって、この良質な商品が広まって、犬や猫たちの食害を防げればあり難いと考えている。
これから徐々に「百魚」シリーズの情報発信を拡大して主力商品になってくれればと願っている。

このような窮状ではあるのだが、それでもこの業界の欺瞞に満ちた、なお荒唐無稽といっても差し支えないと思える商法には我慢がならない。
どうかユーザーの皆様、目を覚ましていただけませんか。
これでは皆様の大事な犬や猫たちも浮かばれません。

 
scroll-to-top