馬の生アキレスは優れもの

深夜のTVで酒飲みの旅番組を何気なく見ていた。
その日の旅人の名前は忘れてしまったが熊本市を旅して、昼間はあちこちを散策し夜には2軒のお気に入りの酒場で酒肴を紹介した。
その一軒目の店では、寿司とおでんメインにしており、なんか不似合だなぁと思ったが、その店のおかみさんの父親が屋台のおでん屋だったのだそうで、その味を60年守っているのだそうだ。

カウンターに座った旅人がおもむろに生ビールを注文した。如何にもビールはこのように飲むのだと言わんばかり、ビールのCMのような豪快な飲み方でなく、一口一口うんちくを語りながら飲むので見ていてじれったくなってしまった。
次におでんを注文したのだが、その最初の一串が馬のアキレスだった。
これが楽しみだったのだと、また、うんちくを傾けた。
さすが馬肉の熊本だなぁ、と感心した。東京のおでん屋には牛筋はあっても馬のアキレスは珍しいネタなのではないかと思う。

100CLUBでは、秋田産の馬肉を扱うようになってから、そのアイテムに生のアキレスが加わった。
国産馬のアキレスは希少部位で、しかも生で販売している。
早速、家でこの話をして、おでんを作る時にはこの生アキレスを使ってぜひネタに加えて欲しいと言っておいた。

犬や猫に馬ジャーキーのアキレスは定番商品として永いこと販売してきたが、生を扱うのは最近の事で、国産ならではの商品であり、コラーゲンが骨関節の緩衝作用があり皮膚組織の強化にも効用があるということなので、馬の生軟骨とともに生アキレスも積極的にお薦めしていこうと思っている

 
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