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2017-08-01

鹿食の免も生食は危険!

以前のホームページ、2012年12月23日のコラムに「肉食の免罪符」という一文を書いた。それがコラムの最後で、その後はブログ「犬から目線」で2016年6月20日「藻類について学んだ」を書いたのだが、それから1年以上もの間、一切口をつぐんでしまっていた。

この間、何があったのかということについては、おいおいお話していくつもりではいるのだが、以前書いたものはアーカイブスとして掲載したので、お暇な時でも見ていただくとありがたい。

そして、今日から「続・犬から目線」をコツコツと書き綴っていこうと思っている。

つい最近、ある獣医大学のマーケティング部から、鹿肉を犬の食餌にすることについてどう思うかというアンケート調査の資料が送られてきた。
今、全国的に野生動物、特に鹿、猪、熊などの草食動物が増えすぎて、農業に甚大な被害を及ぼしており、人的被害も頻発している。

そのような地方では、狩猟者の育成の必要性から、東京などからも住居も無料で提供し移住を求めるなど様々な対策を講じている。
私の用賀に住む知り合いなども、ご夫婦で関西方面に移住し、「マタギ」になったと聞いて驚いた。

私も東日本大震災の数年前、群馬の山中で鹿と猪の缶詰を商品化した。
震災だけなら現在も続いていたと思うのだが、原発事故も重なったため、おそらく東日本の山中に住む鹿や猪は放射線量が安全基準を超えていて商品化をあきらめた経緯がある。

では西日本なら問題ないのだろうかという点について話をすすめていく。
厚労省は野生動物の肉の生食は腸管出血性大腸菌感染症やトリヒナ症及び肺吸虫症等の原因となる。これらの病原体は一般に通常の加熱によって死滅することが知られていることから、野生動物の肉等を食べる際には中心部まで火が通るよう十分に加熱を行うことにより感染を予防しなければならないと厳重に注意喚起している。

また、鹿の脳に空砲病変が発症するCWD(異常プリオン蛋白)が危険視されてもいる。簡単に言うなら狂牛病と同様の病変です。
この場合は加熱しても避けられないリスクだということができる。

このようなリスクは人間の話だということではなく、犬や猫の食餌であれば問題ないと片付けられるような話ではない。
野生の草食動物の増殖は大問題なのですが、それを犬や猫の食餌にすれば良い、と考えるのは、人間の食品廃棄物はペットフードにすれば良い、という発想と全く変わらないずいぶん乱暴な考え方ではないかと思わざるを得ない。

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