犬や猫のように無欲になれるだろうか

毎日、ひたすら資料を作り、いろいろな人に会ってあれこれ相談をしたりしていて、とにかく朝から晩まで椅子に座りっぱなしの生活を続けていたところ、昨日、朝起きた途端、腰に激痛が走り、これまで経験の無いほどの余りの痛さに驚いた。
大げさではなく、一歩も動けない事態で、それでもその日は病院へ行かねばならないので、とにかく這うようにして車に乗り込んだ。
なんとか病院に着いても、車椅子の厄介になり、治療中でも咳をするたびに激痛が走り、うるさい程痛い痛いと情けない声を張り上げる始末で恥ずかしい思いをすることになってしまった。
今朝方、それまで痛さでベットからもまともに降りられなかったものが、湿布薬を腰から背中から何枚も張った効果があったのか、大分痛みも引いて何とかショップにも出てこられて、幾日か振りのブログを書いている。

これまで犬や猫たちの「食」を正当なものとしなければならないと考え、その面から犬や猫に寄り添ってきたつもりだったのだが、これからのプロジェクトにおいては徹底的に飼い主さんに寄り添う仕事をやらねばならないと思っている。
そして、この業界にありがちな商業主義を払しょくし、欺瞞的な要素を無くして、何処までもヒューマンでナチュラルで、そしてピュアなスタンスで臨まねばならないだろうと考えているのだが、果たしてそんなことが現実になし得るものだろうか。
それでも何とかして成し遂げなければ、このペット業界にも未来はないだろうとすら思いつめている。

 
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