犬や猫が人生を変える

犬や猫と共に暮らすことで、飼い主の人生が大きく変わると私は思っている。
給餌や散歩、毎日の手入れなど、犬や猫たちに話し掛けながら毎日を過ごすことになるのだから、居るのと居ないのでは、その生活はまるっきり変わったものになる。

どうかすると、犬や猫を中心に生活が回っているようになって、大変だ大変だといいながらも、何処までも愛くるしい犬や猫の一挙手一投足に注視して、それ以外のことは二次的な価値しかなくなってしまうようなところまで、家庭の中心が犬や猫で回っているような感じまである。

私も犬キチの一人で、犬を飼っていなかったことが無いという一生を送ってきて、もし犬が居なかったとしたら、また変わった生き方も出来たろうにと思うこともあるのだが、残念ながらその体験が無いので比較も想像も出来ない。

そんな私がまた2頭の犬と暮らし始めた。
身体の都合で何の面倒もみられないが、家に居て犬の様子を眺めてばかりいて、また家族の会話の大半も「珀」と「雪」話で終始するようになった。
能天気といえば能天気な話だが、こうなると仕事を含め、朝から晩までお客様と犬や猫の話ばかりしている訳だから、まさしく犬キチ冥利に尽きる生活に相成ったことになる。

 
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