爆弾営業にはご用心

親バカという言い方と、バカ親というのではまったく意味が違う。
犬や猫たちのパパさんやママさんは、こぞって親バカだと思うしそれで何も問題はない。
ところがペットビジネス界は、その親バカぶりの足元を見透かして、犬や猫たちにとってはどうでもいいもの、というかまったく必要ないどころかむしろ害を及ぼす商品までウェブ上には溢れかえっている。
深夜のTVショッピングの、どうみても正気の沙汰とは思えない押し付け営業トークとさほどの違いがないくらい言いたい放題の宣伝文句がウェブ上には満載だ。

私は、この1年、カメラマニア(写真マニアではない)になってしまって、暇さえあればカメラの情報を漁っていた。ところが容易にこれだというカメラが決められないでいる。
その理由は、決まりそうになると、また新しい商品が発売され、また考え直しているうちにまたぞろ新製品が売り出され、最初に考えていた商品はどんどん値が下がり始めるのだ。
そんなことで、今もってこれだというカメラが決まらず、購入に至っていない。
加えて、価格comというサイトでは、同じ商品が価格の安いもの順にランキングされているのだから、単純に考えれば商品を選択肢するのにまったく頭を使う必要も無い。

それでいいのかどうか分からないが、ペット業界でも同様の現象があることを考え合わせて見ると、親バカなら許されているものが、こんな渦中に取り込まれるとバカ親に成り下がってしまう恐れがあるかもしれないので、情報の取捨選択には十二分の注意が必要だと思われる。

 
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