ワンワン・ワルツ

子供の頃聞いていたアメリカンポップスの中に、「(How Much Is) That Doggie in the Window?」(ワンワンワルツ)というナンセンス・ソングがあった。
この歌はワルツの女王といわれたパティ・ペイジが唄って「Tennesse Waltz」(テネシーワルツ)ほどのメガヒットではなかったが、当時、ビルボードのチャートで1位になるほどヒットした。日本では雪村いずみがカバーしていた。
唄の合いの手に「ワンワン」という犬の泣き声が入った童謡のような感じの唄だった。

今改めて、歌詞の出だしを見ると「How Much Is That Doggie In The Window・・・」と言っているので、1950年頃は、アメリカでも犬を日本のようにウィンドウに並べて売っていたのかも知れない。

1998年のグラミー賞最優秀スタンダード歌手賞を受賞した、その、パティ・ペイジがこの正月に亡くなっていたことを昨夜知った。
85歳だった。