スタッフ犬にごめんなさい

今、100CLUBのスタッフ犬は、秋田犬の「珀」と日本スピッツの「雪之丞」の2頭になってしまったが、この犬たちには少し迷惑な飼育環境を強いてきたのではないかという気がしてきて、いつも腹の中では申し訳ないという気持ちで一杯になる。
その理由の第一は、商品を開発している段階で、その実験台にさせられていることだ。

普段のスタッフ犬の食餌は、お客様にお買い上げいただいている商品と同じものを与えているのだが、新商品を造ってみようと思いつくと、ああでもないこうでもないと、毎日のように食餌内容が変わることになる。
その過程では、とにかく体調が安定しない。

かねがね私が言い続けていることの一つに、犬や猫たちの食餌は適正な食餌であることを大前提として、生涯変えてはならない、という考え方がある。
馬肉をばかりを毎日与え続けるとアレルギーになってしまう、と言う人もおられるようだ。
しかし、そうであれば動物園の動物たちは全頭アレルギーになってしまうはずだが全くそのような事にはならない。
牛・豚・鶏その他アレルギー特定食品(20数品目)は絶対避けるべきで、そのような食品を毎日続けていればアレルギーになり易いということだと思う。

間もなく新商品として発売にこぎ着けられる予定だが、そんなスタッフ犬のおかげで一つ一つの商品が誕生することになるのだが、「珀」も「雪」もすでに高齢犬になってしまった。
これを最後に実験台になってもらうことは止めて、後生を大切に育てていこうと思っている。

 
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