サプリメント誕生の秘話

明日から、年内一杯「謝恩セール」を行うことを決断した。

FBにも書いたのだが、このところの販売価格の値上がりが続きお客様各位に大変なご迷惑をお掛けしていることに対し、100CLUBとしては何ができるのか、さんざっぱら考え抜いた結果、かろうじて今ならできるいくつかの商品を、いくばくか割引させていただこう。


その主要な商品はサプリメントなのだが、サプリメントを常用しているお客様にとってはその効用は折り紙つきだと思うのだが、お使いになっておられない方は、この機会に是非ご利用願いたいと思っている。

ここで100CLUBのサプリメントを開発した時のエピソードをお話ししようと思う。


今から15年ほど前のことである。

馬肉のRAW FOODの商品化を終え、三軒茶屋にショップをオープンして1~2年経った頃のこと、「theNPA(フリスビー・ルアーコーシング・ドッグトレーナー)の村上さんが現れて、幾日か朝まで話し合ったことがある。犬キチ同士で話に切りが付かないのだ。

そこで村上さんが、「犬のためのサプリメントって出来ないですかねぇ」と言った。

そして、パレスサイド・ホテルの近くにあった、今名前は忘れてしまったのだが、理化学研究所を村上さんが調べ、そこを私が訪ねたのがスタートだった。


そこで長時間にわたって研究者の話を聞いたのだが、聞くことのすべてが興味が尽きない内容であり驚愕もした。

しかし、ここは研究所なので商品化することは出来ないとのことで、それでは何処か商品化できる会社を紹介してもらえないか、と尋ねたところ、その場でY動物医薬品会社を紹介されたのだった。


数日後、私はY社を訪問して、犬や猫たちのサプリメントの製造を依頼した。

ところがこのY社は、競馬馬に用いられる医薬品製造が専門の分野で、なお過去にY社所有の馬がダービー馬だったということを、迂闊なことに訪問するまで知らなかった。


100CLUBが犬や猫たちの食餌に生馬肉を推奨している専門店だということを隠すわけにもいかないので話したところ、Y社の会長さんがいきなり「それでは私どもの会社では引き受ける訳にはいきませんねぇ」

つまり門前払いを食わされてしまった。


この話は長くなるので、続きは明日にする。

 
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