もっと真面目に飼いましょう

もしかすると、野良犬や猫などの方がもっとましなものを食べているのではないか、と思えるほど、ドッグフードやキャットフードの中身はひどいものだと思っている。

危険過ぎるのだ。


犬や猫たちに対する飼い主さんの愛情たるやただ事ではない。

そうでありながら、その犬や猫たちに与える、あえて言うが「餌」は、ちゃんと中身を吟味して選択しているのだろうか?

とてもそうとは思えない。


中身をチェックしようとしても出来ない仕組みになっている。成分表示義務が80%なのだから残りの20%については知ろうと思っても知ることはできない。

つまり、「餌」の選択には、実は何の根拠もなく、人に勧められたからとか、巧妙な宣伝文句に踊らされて、この上なく大事な飼い犬や猫たちの「餌」を「食事」などと言って毎日与え続けているのだ。


人の言うことなど無防備に信用できるものなのだろうか?

宣伝の本質は嘘だということを知らないのだろうか?

100%ピュアな犬や猫たちは、そんな事とはつゆ知らず、飼い主さんが与えるままに、危険極まりないドッグフードやキャットフードを、仕込まれた嗜好品につられて毎日食べ続け、いずれはその食害に苦しむことになる。迂闊にも、そうなってから飼い主さんも苦しむことになる。


何でこれほどバカなことが何年経っても続くのだろうか?

私は、このような惨状を見るに見かねて、怒りをモチベージョンに100CLUBを始めて17年経つのだが、その状況はまともになるどころか、インターネットの普及によってより深刻になりつつある。


生馬肉を食べさせてもらっている犬や猫たちは、日本全国で0・01%位しかいないのだろうと思っているが、その犬や猫たちは本当に幸せ者だと思っている。


犬や猫たちと暮らすことの恩恵は、何にも代えがたい極めて重要な要素を秘めている。

誤解を恐れず言うならば、今や人間は、犬や猫と暮らさねば正気など保てないのではないかと思うほど、暮らす社会が病んでいる。


それほどの癒しを私たち与えてくれる犬や猫たちを、もっと真剣に、真面目に飼育しようではないか。

私自身、改めてこの問題と戦い抜いていこうと、今心に決めている。